【読書感想文:ネタバレあり】くまのプーさん/プー横丁にたった家 ミルン作

プーさんの世界は永遠だ!!
個人評価:4/5


 よく雑貨屋店などで売られているプーさんグッズでは、どちらかというとクラシックプーと言われる原作のプーさんが好きだったが、原作を読んだことがなかった。今回読んでみてプーさんの様々なトリビアや、どのシーンの挿絵がグッズに使われているのかなどが解明された。

 挿絵と翻訳が絶妙で、プーさんがおバカさんでとてもかわいい。途中で出てくる「カブトムシノスケ」や「浮かぶくま丸」などがクスッと笑える。

 「くまのプーさん」はとにかくプーさんワールドがかわいく、ほんわかできるが、「プー横丁にたった家」は、最後のお話が重要でク・ロ氏(クリストファー・ロビン)とプー氏(プーさん)の別れが描かれており、プーさんの世界は永遠だということがわかる。

 この先大人になるにあたり、辛いことや悲しいことがあっても、プーはここにいるよというのは、ク・ロ氏は幸せだなあと感じた。

 

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2019.7.16読了

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