【映画感想文】高台(こうだい)家の人々 監督:土方政人

木絵の妄想がとにかくおもしろい!!そしてこういうキャラの綾瀬はるかって本当にかわいいっ☆

個人評価:4.5/5

 

 この作品は、ふとした時に妄想をしてしまうクセがある木絵(きえ)(演:綾瀬はるか)と、人の心を読むことができる高台さん(演:斎藤工)とのラブコメディーである。

 物語前半は、木絵の妄想がとにかくおもしろい!!

 特に高台さんが木絵の名字を教えていないのに、なぜか知っていることを木絵が不思議に思うシーンの妄想は最高である。

 木絵の妄想の中で、おじさん顔の小人が木絵を指差し、「この者の名字は平野。平凡の平に、野グソの野でやんす!」と高台さんに耳打ちするのだが、「野グソって!」と大笑いしてしまった。

 後半は心を読まれたくない木絵の葛藤の描写が多く切なくなる場面もあったが、最終的には「変な妄想をする私を好きになってくれたのだから」と高台さんを信じることにして大ハッピーエンドで終わった。

 変な妄想や色々な醜い感情も好きな相手に知られてしまうのはイヤではあるが、そういう面を含めての自分を愛してくれる人に出会えたことは素晴らしい事だと感じた。

 そしてこういうキャラの綾瀬はるかって本当にかわいいっ☆

 

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2020.3.29鑑賞