【映画感想文】WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜 監督:矢口史靖

ダメな若者が成長するストーリーは、見ていて気持ちが良いね!

個人評価:4.5/5

 

 最近図書館が使えないことから、読書が大変しにくい状態である。そのため家で映画を観ることが増えたので、その映画の感想を書いてみることにした。

 この作品は、都会っ子の若者が不純な動機から山奥で林業をすることになり、何度も辞めたいと思いながらも、だんだんと山の男達に溶け込んでいく成長物語である。

 この若者は本当は平野君というのだが、山でヒルに尻と股をやられたことから、村の子供達から「ヒルに股をやられたやつ!ヒルー!ヒルー!」と呼ばれる。そんなクスクス笑える場面が何箇所かあり、馴染みのない林業の様子も学べてとてもおもしろい映画だった。

 この映画の原作本を以前読んだことがあるのだが、本では想像しにくかった村の祭で大木を山からふもとにドーンと落とすシーンが映画ではとても面白く表現されていた。(ちょっと原作とは違うが、これはこれで良かった)

 最後もハッピーエンドだったし、ダメな若者が成長するストーリーは、見ていて気持ちが良いね!

 

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2020.4.5鑑賞