【映画感想文】体脂肪計タニタの社員食堂
食欲という人間の大きな欲望であり楽しみを抑えるには、人からの手助けも必要なのかも。
個人評価:4.5/5
この作品は体脂肪計メーカーの社員が太っていては説得力がないということで、栄養士の指導のもと3人のおデブ社員がダイエットをする物語である。
私はこの作品に限らずおデブが一念発起してダイエットする番組が好きである。
欲望に負けて今まで食べてばかりいた人が、途中で挫折せず痩せるのは並大抵の努力ではできないはずだ。今までどうせ私は太っているし・・・と何事からも逃げ続けてきた人が、根性を見せてダイエットを成し遂げ自信を取り戻す姿は、人間の底力を見たような気がして感動する。
たかがダイエットじゃん!食べる量を減らせば良いんでしょ?と思ってしまうが、毎日の楽しみである“食”をコントロールするのはとても難しい。
栄養士さんが低カロリーだか満足感のあるメニューを考えてくれ、一緒に頑張ってくれたのもダイエット成功のポイントだったのだろう。
ちなみに私は“1ヶ月お菓子買って良いのは1000円まで”というルールを最近始めたが、辛くて大変である。自分ではあまり買えないので、たまに人からもらえるお菓子が嬉しくてしょうがない。
やはり食欲という人間の大きな欲望であり楽しみを抑えるには、人からの手助けも必要なのかも。