【連ドラ感想文】亜人ちゃんは語りたい

 この作品は、普通の人間とちょっと違う亜人(デミ)である女子高生たちと彼女たちを支える教員や家族との物語である。

 バンパイア、雪女、デュラハン(頭と胴体が分離している)たちが抱える悩みなどを可愛らしく描いている。

 私が一番思ったのは、デュラハンって大変!ってこと。頭を誰かに持っていかれたらどうしようもないではないか!!幸い彼女は色々と工夫して楽しく高校生活を送っているが・・・。

 現実世界にデュラハンはいないけど、障がいや病気で、例えば人工呼吸器が外れたら一大事の人は実際にいるだろう。

 そういうハンデがある人たちをさりげなく支えるには・・・ということをこの作品をきっかけに考えることができた。

 

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2020.6.6鑑賞終了

 

【連ドラ感想文】ボールルームへようこそ

パートナーを尊重しながら踊り一体感が生まれれば、そこに感動が芽生える

個人評価:5/5

 この作品は社交ダンスとい“競技”に日々奮闘する若者たちを描いた物語である。

 社交ダンスというと優雅で綺麗という印象があるが、実際に踊っているダンサーたちは相当大変な状況らしい。

 男女二人のペアで踊るため自分一人がうまく踊れてもしょうがないのだ。いや、自分が上手く踊るにはパートナーの協力が必要だし、パートナーが上手く踊るには自分が協力しなければならない。二人がパートナーに協力し合い、なおかつ自分が踊りたいダンスを主張する必要があるのである。

 パートナーに合わせてばかりじゃつまらない演技になってしまうし、自己主張しすぎてもペアとしての演技が成り立たない。絶妙なバランスを日々練習し模索していくのだ。

 そして印象に残ったのは、「目の前にいるパートナーは他人である」というフレーズである。

 他人なのだからその人を理解したと思ってもそれはあくまでも「理解したつもり」であり、他人の感情や動作は完璧に理解することは不可能なのである。

 このことに気がつき、お互いパートナーを尊重しながら踊り、もし二人に一体感が生まれるダンスが出来れば、そこに感動が芽生えるのである。なぜなら他人と一体感なんて奇跡的なことだから。

 主人公の少年はその一体感を自分が四本足になったようだと表現していた。(パートナーの足も自分の足だと感じている)そんなふうに他人を自分と一部だと感じられるまで息を合わせるのは相当大変な努力が必要だと思うが、そんな一体感を感じながら踊るなんて、やっぱり社交ダンスって素敵だなあと感じた。

 

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2020.6.1鑑賞終了

 

【植物たち】シャスターデージー、カモミール

 ずっとつぼみの状態が続いていたシャスターデージーの花がついに咲いた。

 花の大きさは昨年と同じだが茎は今年の方が長い。バランスが良い感じだ。つぼみをつけた茎がまだたくさんあるので、このままどんどん咲いてほしいものである。

 そして今年の春に種をまいたカモミール。順調に育ってはいるが、まだつぼみをつける予兆すらない。

 カモミールは1年草なので今年咲かないとそれでおしまいである。夏が来るときっと暑さで弱るだろうから、本格的に暑くならないうちに花を咲かせてくれることを願っている。

 

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ついに咲いたよ!


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夏来ちゃうよ、、、。

 

【連ドラ感想文】DIVE!!

彼らはライバルだが同じ方向を目指すある種の“仲間”なのである。

個人評価:5/5

  この作品は水泳の飛込み競技に打ち込む少年たちの日々を描いた物語である。

 新しくダイビングクラブに来たコーチが、それまで普通に練習していただけのある少年の才能に気づき、オリンピックを目指すよう指導していく。その少年とダイビングクラブのメンバー達の悩みながらも日々成長していくストーリーだ。

 物語の中盤でそれまで一緒に楽しく練習してきた仲間が主人公の少年からどんどん実力が引き離されるのに気が付く。幼い頃は自分の実力の方が上だったはずなのに、と嫉妬や焦りが湧いてくる。

 結局彼は飛込みを辞める選択をするのだが、その際「飛込みが野球やサッカーなどのようにチームでやる競技だったら良かったのに。」と言う。

 私はその時とても納得した。個人でプレーする競技は自分以外全員ライバルになるが、チームでやる競技ならメンバーと励まし合いながらプレーできると。

 しかし最後までこの作品を観た後は少し変わった。

 個人競技でも同じくクラブのメンバー以外にも全国から大会に参加する同じくらいの実力のライバルたちと顔見知りになる。そのライバルたちはそれぞれオリンピックや自分で決めた目標に向かって努力している。

 お互いの実力や日々の努力を認め合って正々堂々と競い合う彼らは、ライバルだが同じ方向を目指すある種の“仲間”なのである。

 そのライバルが大会に出ないと自分が勝っても嬉しくない。そいつに勝ってこそが自分が求める勝利なのである。日々のつらい練習に負けてしまいそうな時もそのライバルに負けないため、そして自分で決めた目標を果たすために極限まで努力する。

 アスリートとは本当に肉体的にも精神的にも強くないとなれないのだと感じ、延期されてしまった東京オリンピックでそんな過酷な日々に耐えてきた素晴らしいアスリート達の姿を早く見たいなあと思った。

 

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2020.5.25鑑賞終了

 

【植物たち】西洋オダマキ、シャスターデージー

 先日はまだ咲いていなかった西洋オダマキの2つの株が無事に花をつけた。

 ピンクの株は昨年も咲いていたので予想通りの色だったが、もう一つは昨年咲かなかったので花の色が謎の株だったが、薄い黄色だったことが判明した。なかなか良い色で満足している。

 そしてシャスターデージーは明日咲きそうという状況が数日続いている。早く咲いておくれよ~

 

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私は薄い色の花が好きなので満足!


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うちでは「咲く咲く詐欺」と呼んでいる

 

 

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【映画感想文】365日のシンプルライフ

モノが溢れている時代の中で忘れていた「モノとの付き合い方」を教えてくれた。

個人評価:4/5

 この作品はたくさんのモノに囲まれながらも幸福感があまり得られないフィンランドの若者が、ある実験を行う様子を描いたドキュメンタリーである。

 一度持っている全てのモノを倉庫に預け、「1日1個ずつしか自宅に持って帰れない」、「新しいモノは1年間買ってはいけない」この2つのルールで生活してみるのだ。

 最初は裸の状態からスタートするので、まずコート、ズボン、靴と身のまわりのモノから自宅に持って帰る。しかし彼は少し変わっていて下着のパンツはしばらく持って帰らずノーパンで生活している。

 実験当初は彼女がいなかったので最低限の身のまわりの品しか揃えず、携帯電話もなかったので友人と連絡することも減り、生活がつまらないと嘆いていた。

 しかしある女性に出会い初デートをすることになると途端に状況が変わる。

 穴のあいたジーンズからキレイ目のズボンに着替え、ひげを剃り、下着のパンツを履くなど、どんどんと身のまわりの品を揃え始めるのだ。その後もキャンプをしたり、家で二人で過ごすための家具や家電を揃えていく。

 こうして365日が過ぎて彼が感じたことは、生活必需品はだいたい100個くらいしかないが、その後に持って帰ったモノの100個は生活を楽しむために“使う”モノだということである。

 モノを使うことで楽しさを味わうのだ。人が持っているから、流行っているからといって、とりあえずモノを買っても使わなければ意味がない。コレクションといって買っても眺めず押し入れにしまい込んでいるだけでは意味がない。

 当たり前の中の当たり前だが、モノは使うことで価値を見出すのである。この映画はモノが溢れている時代の中で、当たり前だが忘れていた「モノとの付き合い方」を改めて教えてくれた。

 

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2020.5.20鑑賞終了

 

【植物たち】タチアオイ、西洋オダマキ、シャスターデージー

 5月の今頃、私の家の草花たちは一番の見頃を迎える。

 昨年の秋に種をまいたタチアオイは4本中2本に花が咲いた。昨年咲いた花は色が濃いピンクだったが、今年は淡いピンクでとても私好みだ。1つは一重の花びらでもう一つは花びらが二重でフリル状になっている。

 まだ咲いていない2本も花びらや色が異なる種をまいたのでぜひ咲いてほしいが、茎の状況からして当分先になってからでないと咲かないだろう。まあ、気長に待ってみようと思う。

 西洋オダマキは先日咲いてから順調に咲き続けており、切り花にして部屋の中でも楽しんでいる。この間のブログの記事を書いた時には咲く気配がなかったピンクの株と色が謎の株も、つぼみが無事についてあと2、3日で咲きそうだ。特に色が謎の株が楽しみでしょうがない。

 また、西洋オダマキと同じく昨年春に咲いて、今年2年目の株のシャスターデージーという白い花も順調に育っている。つぼみが少し見えてきた。昨年よりも株が大きくなっているので花の数も多そうだ。

 昔から育てているゼラニウムや観葉植物たち、今年の春に種をまいたばかりのカモミールも元気に育っている。外出できない毎日が続いているが、家のベランダが華やいできたので、なんだか少しワクワクな日々なのである。

 

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咲いたタチアオイ


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何色が咲くか楽しみな西洋オダマキ


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もう少しで咲きそうなシャスターデージー

 

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