【読書感想文:ネタバレあり】神秘の島 作:ジュール・ヴェルヌ
もし自分が漂流することになったら、絶対優秀な技術者の人と一緒にいたい!!
個人評価:5/5
「海底二万里」の続編。読む前はすごく分厚い本なので躊躇したが、ネモ船長の過去がわかるということなので頑張って読むことにした。
実際読み始めるとストーリーは無人島に所持品がハンカチ1枚ほどしかない状況で漂流してしまった5人の男性のサバイバル生活を主に描いたもので、その生活が興味深くてあっという間に読み終えてしまった。
5人のうちの1人が何でも知っている技術者で、その知識と島にある鉱物などの資源をもとに、文化的な生活が送れるように水路や鉄や陶器など色々な物やシステムを作っていく。5人が互いに協力して作業をして、どんどん快適な生活が送れるようになるのだが、途中で何回かピンチに陥る時がある。ピンチの際、何か不思議な力で解決することが続き、調べてみるとその力の正体がなんとこの島に偶然滞在していたネモ船長だったのだ。(その後5人にネモ船長の過去が語られる)
最後にはネモ船長の力もない状況なのにその無人島の火山が噴火し、とんでもない状況に陥るのだが、最後の結末もまあまあ良かった。
もし自分が漂流することになってしまったら、絶対優秀な技術者の人と一緒にいたい!!でないと生き残れないよ・・・。