【読書感想文:ネタバレあり】幻覚少女 作:根本 聡一郎
やはり小説は紙の本の状態の方が私には合っているなあと感じた。
個人評価:3.5/5
この作品は、自殺しようと自殺の名所に行った大学生が、そこで幽霊の女性に出会い、幽霊が成仏するためのある計画を手伝うことになるストーリーである。
ストーリー自体はよくある感じではあるが普通におもしろかったのだが、私のうっかりミスのためイマイチな結果に終わってしまった。
いつも私は図書館で小説を借りて読んでいるのだが、今図書館が休館しているので現在はkindleの無料の小説を探してタブレットで読んでいる。
いつもは紙の本なのでこんなミスはありえないのだが、今回読み始める際にタブレットの変なところを触ってしまったようで、物語の後半・・・しかも一番の山場のシーンから読み始めてしまったのだ。
こんな風に始まるのは珍しいなあと思いながらも受け入れて読み進めてしまったため、間違いに気づいたときには物語のオチが全部わかってしまった後だった。オチが分かった状態で読むのも安心して読めるので悪くはないが、ちょっとしらけてしまったのだ。
紙の本であればこんなミスはしないし、物語の進み具合の確認や少し前のページの読み直しがしやすいなどメリットがたくさんあるので、やはり小説は紙の本の状態の方が私には合っているなあと感じた。