【映画感想文】ビリギャル
自分の力になってくれる人にいつか出会いたいし、自分が誰かの力になれたら良いなぁと思った。
個人評価:5/5
この作品は学年ビリのギャルの女子高生が熱血な塾の先生に出会い慶応義塾大学を目指すストーリーである。
受験をきっかけに壊れかけた家族が再生する姿と、人生を変えるきっかけをくれた人との素晴らしい出会いを描いたとても良い作品だった。
以前、塾の先生のモデルとなった実際の人物を、テレビのドキュメンタリーで見たことがある。この映画と同様に今まで勉強してこなかった不良少年が進学を目指すのをサポートするのだが、なかなか成績は上がらない。
映画ではくじけそうになりながらも、最終的にはビリギャルは慶応に合格するが、現実の不良少年は不合格になってしまう。
でも生徒一人一人に寄り添ってくれるこんな素晴らしい先生に出会えたことは、結果がたとえ出なくてもその少年にとってかけがえのない宝物になったと思う。
人って誰かが一緒に頑張ってくれると自分の本来の力以上の力が出るのかもしれない。そんな自分の力になってくれる人にいつか出会いたいし、自分が誰かの力になれたら良いなぁと思った。