【映画感想文】南極料理人
この作品を見て「男子って良いなあ!」と感じ、男子に憧れてしまった。
個人評価:4.5/5
この作品は南極観測隊8人の男たちの日常を描いた物語である。
観測の苦労などは特に描かれず、8人以外に生き物が何もいない「孤独」と、代わり映えのしない毎日で「ヒマ」を抱えた人間が唯一のよりどころとする食事の風景がたくさん描かれる。
マイナス50度にもなる南極では、仲間と仲良く暮らさなければケンカをしても外に出ることもままならず、どこにも逃げ場はない。性格などが違う人間が狭く閉鎖的な空間で一年以上一緒に過ごすのは相当なストレスを感じるだろう。
しかしみんなで三食一緒にご飯を食べると険悪な雰囲気も和らぐのか、最終的には同じ釜の飯を食い、苦楽を共にした8人は家族同然の仲になっていた。
食事以外にも8人が野球したりマージャンしたり、酒を飲んだりケンカしたりする場面があった。
男ってすぐ服脱ぐし、バカなことしても許されるし、いつでも全力だし、本当に楽しそうだなあと思った。そして男の友情はウソ偽りがなく、全てをさらけ出している感じがしてなんだか気持ちいいなあと感じた。
この作品を見て料理がどうこうというよりも「男子って良いなあ!」と感じ、男子に憧れてしまった。